2.1 福男選びのルールと開催時期
「福男選び」は、毎年1月10日早朝に西宮神社で行われる伝統行事で、全国的にも話題になるイベントです。
正式名称は「開門神事福男選び」。
この神事は、えびす様を祀る「十日戎(とおかえびす)」の中日にあたる1月10日の午前6時に開催されます。
ルールはいたってシンプル。
西宮神社の表大門(赤門)が開かれた瞬間、先頭の参拝者たちが約230メートル先の本殿を目指して一斉に全力疾走し、最初に到着した3名が「その年の福男」として認定されるのです。
🔹 福男選びコース

このレースには全国から数百人が参加し、事前の抽選によってスタートの順番が決定されます。
テレビやニュースで中継されることも多く、毎年注目されるお正月の風物詩です。
2.2 福男になるとどうなる?注目される理由とは
「福男」に選ばれると、一年間「福」を授かる存在として多くの人から注目を浴びます。
選ばれた3人には、西宮神社より記念の認定証や木札、お守りなどが授与され、
地元メディアだけでなく全国ニュースやSNSでも取り上げられるため、名誉と注目を得る貴重な機会となります。
とくに一番福(最初に本殿に到着した人)は、「その年にもっとも福を呼び込む男」として知られ、地域のお祭りやイベントに招かれることもあります。
この神事は単なるレースではなく、一人ひとりの一年の健康・安全・成功を祈願する意味合いも込められた伝統的な信仰行為であり、参加するだけでも特別な体験になります。
2.3 福娘や巫女の役割にも注目!
「福男選び」を彩るもう一つの存在が、福娘(ふくむすめ)と巫女(みこ)です。
福娘は毎年、十日戎の時期に一般公募と審査を経て選ばれた女性たちで、参拝者に福笹(ふくざさ)や縁起物を授与し、笑顔と共に福を届ける役割を担います。
西宮神社の福娘は特に人気が高く、例年数百人以上の応募者が集まり、テレビなどにも取り上げられることが多い存在です。
その華やかな装束と笑顔は、十日戎に訪れる参拝者の心を和ませてくれます。
また、巫女(みこ)も神社の神事や儀式に欠かせない存在で、神前での舞やご祈祷の補助、参拝者対応などを担当しています。
とくに十日戎や福男選びでは多くの巫女が参加し、厳かな雰囲気を演出します。